アイドルグッズ市場の歴史 当社の歴史
当社の歴史は、アイドルグッズショップとしての歴史でもあり、同時にアイドルグッズに関する情報提供業としての歴史でもあります。
1993年時点では、日本にアイドルグッズ市場というものは存在しませんでした。
コレクターは、ジャンルごとに異なる種類の店で購入するしかありませんでした。
このような状態でした。
そうしたコレクターのことを考え、当店がオールジャンルのアイドルグッズを品揃えした店を創めました。
初めは、当店自身がどの商品にどれだけの価値があるのか、まだ完全には把握しきれない状態でのスタートでした。お客様との対話の中で学習していくという状態でした。
日経流通新聞『日経流通新聞』1995年10月7日「消費者・ニューサービス 挑む21 /アイドル関連商品を売買『本当に欲しい人の手へ』」
1994年に『開運!なんでも鑑定団』(テレビ東京)の放送が開始されました。他局でも、(単発の)類似番組が制作されました。また既存のバラエティ番組の中で「お宝鑑定コーナー」を設けるといった企画も存在しました。
お宝ブームの到来です。
当時、アイドルグッズも一つの分野として確立しており、あらゆる企画に当店が関っています。
雑誌の企画で、女優の西村知美さんが収集したテレカを鑑定しているシーン。
1995年、『フライデー』『フラッシュ』をはじめとする雑誌で、アイドル、女優の無名時代のレアな写真が載っているグッズを紹介するコーナーが、競うように企画されました。
発掘ブームの到来です。
1997年には『お宝ガールズ』(コアマガジン)という専門誌も発刊されました。
その企画のほとんどに当店が参画しています。
『モノ・マガジン』
1997年3月2日号
『お宝ガールズ』
1997年創刊号
このような形で、様々な媒体の中で様々なアイドルグッズを紹介してきました。
ただし、それは単発の情報提供に過ぎませんでした。
そこで、アイドルグッズを整理し、全体像を理解してもらうための事業に着手しました。
その成果として、右のような書籍の制作に携わってきました。
『アイドル「お宝写真集」全データ』
宝島社(1998)
『決定版!「お宝アイドル」カタログ』
アスキー(1998)
2000年に自社のWebサイトを立ち上げました。
その目的は、以下の2つです。
1.については、まだまだ発展途上にあります。
アイドルグッズの全貌が見渡せる商品カタログの制作はまだ道半ばにあり、完成には遠い道のりを歩まなければならないでしょう。
2.についても同様です。
このように、現状、大きな課題を抱えています。
しかしながら、課題が明白なだけに進むべき方向は明らかです。
道のりは遠いですが、全社員が能力を結集して邁進していくのみです。